技術を自分のものにしよう。

2023年3月
ご講評につき1クラス増やしました。
「絵が習いたい！、絵が上手くなりたい！、学びたい！」子供達の為に始めた絵画教室でしたが、満席のクラスがあり、心苦しいのですが、曜日時間によっては、入会できない場合もございますのでご了承下さいませ。

技術は着実に努力した人の身になっています。技術は誰にも盗まれることはありません。常に貴方の腕になって、貴方が表現しようと思えばいつでも指先から溢れ出るものです。焦らず、着実に揺らがない技術を身につけ、思うがままに表現しましょう。
思うかまま表現する事は、とっても楽しいですよ。私も新しい技術を身につけようと、日々学んでいます。学ぶ事や新しい発見も楽しいですね。
今年も、一緒に沢山絵を描きましょう。

今まで学んできた生徒さんは、これまで、自分の得意な表現を楽しく伸ばし、苦手な箇所は繰り返し練習しました。
自分の個性を表現し、自分で考えた作品は沢山の人に評価されましたね。立派なメダルや賞状を見せてくれてありがとうございました。
毎回、私には描けない子供らしい素晴らしい作品が完成するので、「素晴らしい！」と驚ろかされます。これからも自分らしく素敵な作品が、一枚一枚完成するように 精一杯 応援させていただきます。

子供達頑張り

2022年3月

絵画教室を初めて約1年が経過し、小学校はもうすぐ終業式です。絵画教室に約１年通った小学生全員が「絵画」で賞状をもらいました。子供達は、絵画以外でも色々と努力し、評価されたようで、校長室で賞状をもらった様子を嬉しそうに話してくれました。子供達の頑張りが聞けて、私も子供達以上に嬉しい気持ちになりました。
絵画教室の子供達には、「絵以外でも頑張っていることを教えてちょうだいね。」と伝えています。「給食で〇〇食べられたよ。」や「なわとびで一番になれたよ。」や「習字で金賞だったよ。」など教えてくれて、みんなで「凄いねー。」と心から誉めて制作にとりかかります。褒めた子も褒められた子もニコニコで帰ります。
絵で評価されて、自分を肯定できるようになると、他者の良い所も肯定できたり、新しい事の一歩を踏み出しやすくなったり、「自分は、やればできるんだ、諦めないで頑張ろう！」と思えたり、自分で考え、色々な事に挑戦できるようになります。
子供達は、とても頑張っていて、それに比例し、瞳もどんどんと輝いてきました。1年で色々な技術を習得し、塗り方一つとっても、こんなにも変わるんだと成長のスピードに驚いています。
まだ、初めて数ヶ月の子達も、小さなアドバイスを拾って素晴らしい絵を描いていくので、隠れていた才能に日々驚かされています。小さなアーティスト達の頑張りと、素晴らしい絵が沢山見られて、なりより幸せな1年でした。
「ありがとう！」これからも、良い絵をたくさん描きましょう。

どうして子供達に絵画教育が必要なのだろか？

私が考えた事                                2021.01.16

オックスフォード大学の研究チームでは、現在の子供が大人になる10〜20年後には、約47パーセントの仕事が機械化されるという研究論文を発表し、日本の野村総合研究所では、日本の労働人口の約49パーセントはAIや機械に代替される仕事をしてるというデータを発表しました。
私自身、「AI社会は遠い未来の話かな、社会はほんの少しずつ変わるものだろう」と、他人事に考えていました。しかし本来は、今の子供達が成人する近い未来に激的に変化し、現在より予測の難しい、変化の多い時代になるようです。

それでは、どういった仕事が無くなり、どういった仕事が無くなりにくいのでしょうか？

専門性が高い仕事やルーティーンに出来ない仕事

アーティスト性やクリエイティビティが求められる仕事はAIでの代替が難しいとされているようです。

子供達をこれからの社会に送り出す、私達にできる事

AIに代替されづらい仕事の中にアーティスト性やクリエイティビティが求められる仕事が多く存在します。アーティストはもちろん 保育士など子供に関わる仕事 美容師 スタイリスト デザイナー ネイリストなどクリエイブな能力が影響する仕事が大きなウエイトを占めるようです。又、がらっと変わった社会に向けて、新しく仕事やビジネスを生み出す能力者たちも「知識の習得といった表面的な物」ではなく、体験で得られる知恵や創造性を、身につけておくと困らないとされているようです。
これらの未来に需要がある仕事に関係する能力は、「絵画の制作、造形、創造」で習得できる能力と共通するのではないかと考えました。昔からの詰め込み型の教育だけでは、現代では通用しない、考える学びが必要だというのは事は、知られてる事実かと思いますが、一体どうやったら、新しい事をひらめいたり、創造したり、クリエイティブな能力を発揮できる教育ができるのでしょうか。それは、教えるというより、その子らしらを肯定し、発想できる環境を用意し、発想の元になる好奇心を刺激し、イメージを実現する為に技術的なサポートをしてあげた上で、実際に体験体感し、習得する事かと考えます。多様的な教育、より自分らしさを持てる教育がこれからはなにより、必要なのではないかと。

制作、創作を 通して

「クリエイティビティ」 「センス」 「創造性」 「発想力」 「集中力」「自ら考える力」 発見し、構築し、挑戦し、完成まで粘り強くやりとげる力。そして、失敗を次にいかす力。

絵画制作は絵が上手くなるだけじゃなく、これからの未来にとても役立つ事ばかり。これから、多くの人が身につけないといけないスキルは、クレイティビティになるのかもしれません。

未来がある子供達だから、創造力 クリエイティビティの第一歩のお手伝いできれば何より幸せです。